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ミュージック・ビジネス【アメリカ編】前篇

音楽自体は太古の昔から世界中に証拠や楽器等が残っている。中世のヨーロッパやロシアの技術なども研究されている。その音楽がビジネスとして捉えられて、展開されたのはせいぜい1950年代なので70年くらいの比較的若い新しいビジネスなのである。
クラッシク音楽とは別にロック、ブルース、ジャズ、カントリー、ブラック・ミュージック等が盛んになった。

米国のビジネススタート

一番の起爆剤は、'69年に行われたウッドストックFesだ。
世界中で話題を呼んだ。日本語で“69=ロック”とゴロが良い音楽フェスだった。
以下、Wikipediaから引用。

ウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)は、1969年8月15日(金)から17日(日)までの3日間(あるいは、8月15日午後から18日午前にかけての4日間)、アメリカ合衆国ニューヨーク州サリバン郡ベセルで開かれた、ロックを中心とした大規模な野外コンサート。約40万人の観客を集め、アメリカの音楽史に残るコンサートになると同時に、1960年代アメリカのカウンターカルチャーを象徴する歴史的なイベントとして語り継がれている。

その頃、ビジネスとして積極的な展開となって行く。
なんと言っても第一人者はBill Graham(ビル・グラハム)。発音的にビル・グレアム表記も多い。
フィルモア・イーストを作った男だ。こちらも参考までに、Wikiのリンク。
フィルモア・イースト
Bill Graham(英文)

彼は世界最初のプロモーターであった。しかもそのビジネス・テクニックは現代でも参考にできるくらい優秀で、神的存在である。
私も読破したが『ビル・グレアム ロックを創った男』(日本語版)に詳細に人物像が書かれている。

そのまま'70年代に入り、音楽ビジネスは爆発し全盛期を迎える。
ロック、ポップスを始めとしてあらゆる音楽が世界中に広がった。'70年代の音楽をネット検索するとレッド・ツェッペリンやエアロスミス、イーグルスなどを筆頭に数え切れないグループや歌手が世に出た時代である。
また、楽器の開発も並行して音楽業界を盛り上げた。ギターでは、マーチン、ギブソン、フェンダー等。日本製のドラムや電子楽器が世界に強くて、シンセサイザーなどが出て来た時代である。当然レコーディング機器もどんどん新製品が出てきた。'60〜'70年代の銘器といわれる楽器が誕生した時代背景がある。

音楽の中身自体は余りにも情報が多いのでここでは割愛するが、後半は音楽ビジネスの現代版を紹介する。
現在はどうなってるの?と、意外に知られていない米国内の勢力図を説明しよう。

by KURA

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