前編に続き、後編は今や時の人、米津玄師です。
彼は曲をYouTubeにアップして、約2億円を稼いでいると思われます。
宣伝が最も大切でお金のリスクがあるはずなのに、YouTubeアップでPRしながら逆にお金を生んでいる。すごい時代です。恐れ入ります。
・一般的なCDやダウンロード販売の売上
・LIVE興行売上
+
・YouTube再生収益
で、倍のマーケットにしている。
→ここで、疑問が起きますね…
CD買ったらYouTube聴かなくても良いのに何故4.6億回も再生されるか❓
これは、業界でも取り巻きやファンにしか分からないカラクリが有るのです。
それは…
類稀な才能!アレンジ力‼️
これをYouTubeでお金に換えてしまった。
同じ楽曲でも、CD、YouTube、コンサートとアレンジを変えるのです。
そこに努力が入っている、しかしエネルギー溢れてver.が幾つも出来てしまうのだと予想しています。
「Lemon」「パプリカ」「馬と鹿」…令和のヒットメーカです!
なのでファンは、
「CD持ってても、アレンジ違うのでコンサートもつい足を運んでしまう」と言ってます。
音楽通な方は、ここからもどうぞ
※米津玄師のアレンジを相当研究しました。
まだ分析中です。
彼のアレンジはテーゼをぶっ壊しています。
・誰も使わないここでこのコード(和音)?
・同じメロディでも、1番2番サビのコードが違う(歌詞により雰囲気を変える)
・コードに無い音で歌メロディが有る
→これは音楽用語でテンション音と言いますが普通は歌に対して伴奏が入れるもの。
米津玄師は和音から外した音をメロディに持ってきたり
・HIP-HOP調から急に壮大な弦楽器でクラシカルなアレンジに成ったり。
とにかくトリッキー❗️
プロデュースした菅田将暉の「まちがいさがし」なども普通に昭和ノスタルジーの感がありますが、ハーモニーの場所を1番と2番で変えたり、ディミニッシュ、ハーフディミニッシュで不思議感多様、2/4拍子挟むなど分析するととにかくトリッキーなのです…。
by KURA