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松原秀樹 meets Providence aRB-108M5:アクティブでもナチュラルな万能5弦ベース

松原秀樹氏が普段から愛用し、見るからに使い込まれた5弦ベースはProvidence<aRB-108M5>。セットアッパーの第一人者である志村昭三氏の監修のもとでKariya-Pickupsが製作したピックアップとVitalizer-B1を併載。

フロントPUとブリッジPUのボリューム、マスタートーン。この3つのコントロールのツマミが常にパッシブ回路を経由しているのが大きな特徴。そして、アクティブ/パッシブの切り替えスイッチ、バイタライザーをEQの前後(プリEQかポストEQ)で切替えるスイッチが装備されている。ベース、ミドル、トレブルの3EQのツマミとミドルの帯域を変えるスイッチ(220Hz/440Hz/1kHz ±15dB)でナチュラルながら多彩な音色を創り出す名器だ。
アクティブに設定した時でもパッシブのように自然に聞こえるのが特に素晴らしい。通常のアクティブは極端に音作りが変わってしまう事が多いのだがプロヴィデンス製品の場合は、かなりチューニングされており嫌味がないのだ。


松原秀樹「コントロールがたくさん付いてるからいかにもアクティブの音なのかと思いきや、回路を通しても下世話じゃなくて自然。Vitalizerをオンにしてもドンシャリになることもなく、ナチュラルに音が前に出てまとまる。輪郭がぼやけやすいローB弦の5フレット、3フレットあたりも気持ちよくブーンと出てくれますね。」quoted from デジマートマガジン
・Providence公式サイト:http://www.providence.jp/
・Facebook Page(Providence JPN):https://www.facebook.com/ProvidenceJPN/

●松原秀樹:プロフィール
チャック・レイニーをこよなく愛すベーシスト。
ジャニー喜多川によって1974年にスカウトされ、中学1年生の時に上京という異色な経歴の持ち主。翌'75年、曽我泰久とのグループでデビュー。'84年、レコーディングで知り合った鷺巣詩郎の目に留まり、スタジオ・ワークを始める。
'86年、同じ事務所のアレンジャー小林信吾により、中原めいこ『MOODS』でベースを弾いたのを皮切りに『AB’S 4('88年)』中島みゆき『短編集 ('00年)』古内東子『フツウのこと(’04年)』など様々なアルバムに参加。また、ツアーではスガシカオや徳永英明、渡辺貞夫、特に吉田拓郎のライヴには欠かせない存在となっている。

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